男性必見!漢方と薄毛[湿熱(しつねつ)編]

その他の悩み

前回に引き続き、漢方と薄毛というテーマでお話ししていきます。 今回は湿熱(しつねつ)タイプについてお伝えします。 これも漢方の世界で髪の健康を邪魔する原因として考えられているものです。

 

湿熱とは身体に余分な熱や湿気が溜まってしまった状態で、 髪に関することでは頭皮のべたつき、抜け毛の根元が油っぽいなどの特徴があります。 他にも汗かき、赤いにきびができる、興奮しやすいなどの症状もみられので、 心当たりのある方は、身体に熱をもたせる要素に対処していくことをおすすめします。

 

このタイプの人は血液の粘度が高く、高血圧や糖尿病にないやすい体質といえます。 この症状を緩和するために、 生薬でいえば黄芩(おうごん)というものがあります。

 

これは胃と皮膚の熱をとり、スッキリさせる働きがあるため湿熱の方に用いる場合があります。 また、日常生活でも注意が必要で、普段から適度な運動を心がけ、 味付けの濃いものや油っぽいものを食べ過ぎないようにしましょう。