女性が気を付けたい病気

漢方コラム

女性が気を付けたい病気がいくつかあります。

その1つが男性にはない子宮に関する病気です。
子宮は子どもを産むときに必要な器官でとても繊細なものであり、女性の体調に大きな影響を与えます。

月に1回のペースで訪れる生理ですが、年々ひどくなる生理痛の場合は子宮筋腫ができている恐れがあります。
子宮筋腫はひどい生理痛を引き起こすだけでなく、出血の量が増えたりするので異常を感じたときは早めに産婦人科を受診する必要があります。
幸い、子宮に関する病気は早期発見すれば完治する率が高いです。

また子宮以外には、妊娠未経験者の肥満が乳がんにつながるおそれがあります。
女性が患う癌の多くが乳がんなので、妊娠未経験者だけでなく、出産経験者も定期的な検診が必要です。
乳がんも早期発見すれば予後が比較的良いとされる病気ですから、やはり定期健診が必要です。

その他に便秘や貧血の症状が起こるときはホルモンバランスの乱れや更年期障害などが原因にあげられます。

男性には理解できない女性特有の病気ですが、女性にとっては大きな負担になりますから、定期健診を受けて、普段から異常に感じることはないか、気を付ける必要があります。