漢方薬の正しい飲み方〜飲み水編〜

漢方コラム

漢方薬には正しい飲み方があるのはご存知ですか?間違った飲み方をしてしまうと、せっかくの効き目が薄くなったり、効果がなくなったりしてしまいます。

まず、漢方薬を飲むときには水か白湯が良いと言われています。
お茶やジュースなどは吸収に影響ありなのです。

お茶やジュースなどは、含まれている成分が漢方薬の成分と反応してしまうことがあるのです。
もちろん牛乳もよくありません。

水か白湯の中でも最高なのは沸騰させて不純物を取り除いたものです。
さらに不純物をしっかりと取り除くためには、ヤカンでお湯を沸かすときに、フタを取った状態にしておくと効果が上がります。
沸騰してもすぐに火を止めてしまうのではなく、しばらく煮立たせておきましょう。
熱湯なので火傷をしないように気を付けて行ってください。

漢方薬を飲む前に水を一度沸騰させておいて、室温で冷ましておくといいでしょう。

漢方薬の吸収がよくなるという点では、水よりも白湯の方が効果的です。
あまり熱い状態ではなく、人肌くらいに冷ましたものにしてください。

漢方薬は正しく飲むことで本来の効き目を発揮することができます。