漢方で食欲不振を改善!

漢方コラム

毎日続く夏の暑さで食欲不振になっていませんか。
一時的な食欲不振を治すために、胃腸薬を用いる方もいらっしゃるかもしれません。
胃の機能を活発にするには、市販でも売られている「健胃薬」とよばれる胃腸薬が
オススメです!
今回はそんな「健胃薬」に含まれている成分についてご紹介します!

・桂皮
胃腸薬には漢方薬にも配合されている生薬である「桂皮」や「生姜」などが配合されています。
その内「桂皮」とはシナモンのことで、腸内で停滞しているものを発散させるため、整腸作用があります。

・生姜
皆さんご存知の生姜です。「生姜」には、体を温め、新陳代謝を高める作用があるため、食欲増進の効果が期待できます。

これらの生薬が含まれた漢方薬でいうと、たとえば六君子湯や補中益気湯などがあげられます。
六君子湯は、胃腸が弱く疲れやすい方が、食欲不振に陥っている場合におすすめです。
また、補中益気湯は、胃腸の働きが衰えて疲れやすい方が、食欲不振に陥っている場合に効果が期待できます。

 

いかがでしたか?
これらの他にも一つの症状につき様々な種類の漢方薬があります。
漢方の診察では独自の診察方法を持っており、日々の生活習慣などの様々な問診を通して、これらの漢方薬の中から自分にあったものを選んでもらうことができます。
胃腸の調子を整えて、夏の暑さからくる食欲不振を乗り越えましょう。