漢方は自然の恵み! 漢方初心者はまずこの特徴をおさえよう!

漢方コラム

「なんか最近漢方が注目されているけど、そもそも漢方って何なの?」といったぼんやりとした理解をされている方は多いかと思います。

そんな漢方ですが、近年ストレスなど精神的なものに由来した病気や症状が増えているので、その治療に適した漢方を正しく理解するのは重要です。

この記事で漢方がどういうものなのかを理解しましょう!

漢方を知る前には、まず生薬を知る必要があります。

植物・菌類・鉱物・昆虫など、長年の経験の中で効果があると判明した物質を、利用しやすく、保存や運搬にも適した形に加工したものを生薬と言います。

それらを混合して使用するのが漢方薬なのです。

つまり漢方薬の効果は生薬の複合効果ということになります。

生薬の組み合わせ方によって異なる効果が得られたり、中には有害な事象が生じることもあるのですが、漢方は何千年という長い年月をかけて行われた治療の経験を集約し体系化されたものなので、安全かつ効果が最大化されています。

また、現在の漢方は最新技術を駆使した「製剤」になっており、生薬のもつ薬効を最大限引き出し、かつ服用・保存しやすいものになっています。漢方製剤の多くが厚生労働省にも承認されているので安心とも言えます。

 

いかがでしたか?
漢方は自然の恵みと先人の知恵の結晶なのです!