薄毛治療で使われる漢方の種類とその効果とは?

漢方コラム

年を取るとどうしても気になってくるのが薄毛。進行すると、外に出るのも億劫になってしまいます。

薄毛治療にも使われる漢方薬ですが、一体どれを選べばいいのでしょうか。

そこで今回は、お勧めの漢方薬を原因別にご紹介します。

◆薄毛治療で使う漢方薬は大きく3つに分けられる。

〇血液の不足が原因
漢方医学では薄毛の原因の1つ目は、血液が足りていなかったり、うまく循環できていなかったりすることです。よって血液を補給できる当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)や十全大補湯(じゅうぜんたいとほう)をお勧めします。

〇エネルギー不足が原因
2つ目はエネルギーが足りていないことが原因です。

多くの場合ストレスをため込みすぎています。

自律神経を整える柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)がお勧めです。

〇ホルモンバランスの崩れが原因
最後はホルモンバランスの乱れによって起こる場合です。

お勧めは八味地黄丸(はちみじおうがん)、補中益気湯(ほちゅうえっきとう)です。

薄毛治療に伴う処方薬はなんでもよい訳ではありません。

薄毛は人それぞれタイプが異なるので、体質に合わせて調合できる漢方はぴったりですね。

ぜひ、自分に合う漢方薬を見つけてみて下さい。