諦めなくても大丈夫!蕁麻疹にも漢方が効きます!

漢方コラム

蕁麻疹の耐え難いかゆみは、ストレスにもなり、放っておくとさらに悪化する危険性があります。

そんなときにお勧めしたいのが漢方ですが、「本当に効果があるの?」「どんな漢方が効くの?」と疑問を持っている方もいらっしゃるでしょう。

そこで今回は、蕁麻疹と漢方の治療についてご説明します。

◆蕁麻疹の種類

〇急性蕁麻疹
前触れなく急に発症し、1か月以内に消えるものを指します。

漢方医学では消化器官の不調が大きく関わっているとされています。

〇慢性蕁麻疹
蕁麻疹の発症を繰り返し、1か月を過ぎても治らないものを指します。漢方医学では体液が関係しているとされています。

◆蕁麻疹にお勧めの主な漢方

〇十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)
10種類の薬草が含まれています。皮膚の疾患の原因となる毒素を体外へ出す働きがあります
〇葛根湯(かっこんとう)
風邪にひき始めにも使われるもので、体の熱や痛みを発散させる効果があります。
〇消風散(しょうふうさん)
皮膚のかゆみを抑えます。

「蕁麻疹の症状を早く抑えたい。」という方は多くいらっしゃるでしょう。

しかし、ほとんどの場合、飲み続けることで体質を改善することを目的として処方されます。

諦めてしまわず、指示通りに続けることで、身体全体から整えることができるため、ぜひ漢方を検討してみてくださいね。