長引く咳でお困りの時は漢方がおすすめ ～長引く咳の原因と対処法に迫る～
漢方コラム
風邪は直ったはずなのに、咳が続いている。そんな経験はありませんか？
そのままにしておくと喘息に移行してしまうケースもあり、注意が必要です。
今回は、そんな長引く咳と対処法についてお話していきます。
◯咳ってなんででるの？
そもそも咳は何故出るのでしょうか？
咳は細菌や異物を肺から外に出すために行われる生理的な反応です。
鼻水がのどに流れて痰をからむ咳が出てしまうような、鼻が原因の場合やウイルス感染による気管支炎や肺炎などによる場合など様々な原因があります。
◯長引く咳はどうしたらいい？
咳が長引いてしまう場合、風邪などで気管支が炎症を起こし、その影響で咳が続いていることが多いです。
そのような咳が続く場合は、病院に行って診てもらうか、漢方などを服用することで体調を整えることが大切です。
漢方医学では「気」「血」「水」のバランスが乱れていないかどうかを見ています。
このように長引く咳が出る場合は「水」のバランスが乱れていると漢方医学では判断します。
なぜなら、気管が正常な状態で潤っていないためです。
また、漢方では薬と違いウイルスを直接攻撃するという事はしません。
漢方はあくまで「体の健康を整える」ためのものです。咳に対しては気管の状態を良くする効果で咳を直していきます。
長引く咳などはウイルスというよりも炎症によるものであることが多いため、実は漢方によって体のバランスを整えることは効果的なのです。
咳が長引いてしまう原因と、その対処法について今回はお話しました。
長引く咳でお困りの際には漢方を処方してみるのも良いかもしれませんね。
