漢方で健康に生活したい!気になる副作用についてお伝えします。

漢方コラム

古くから、さまざまな作用を持った植物や動物、鉱物など、天然の素材を複数組み合わせて作られてきた漢方。

天然の素材からできているので一見、漫然と飲んでいても副作用はないようにも思えますが実際に漢方でも副作用が起こるのか?

実は、漢方薬でも飲み方を間違えてしまうと体調を崩してしまうことがあります。
そして、特にその原因として考えられるのが『寒熱』です。

 

『寒熱』とは、その人の体が冷えているのか熱を持っているのかを判断する事です。

冷えている人には温める漢方を、熱を持っている人には冷やす漢方を選ぶ必要があるのです。
これを間違えることで逆の効果が出てしまい体調の悪化に繋がってしまうのです。

漢方薬の場合は、効果が出やすいのではっきりと冷熱を間違えたことが実感されると思いますが、これは、漢方薬だけでなく食べ物にも言えますね。

美味しいからと言って刺激物たっぷりの食べ物ばかり毎日食卓に並べていると、体に熱がこもってふきでものが出来たり、胃に負担がかかって、働きが弱くなったりひどい時には出血してしまうことも。

 

また、アイスクリームばかりを食べて胃腸を急激に冷やしているとそれぞれの臓器の機能が体調を壊してしまいます。
そのため、漢方薬による副作用を防ぐためにはその時の冷熱の正しい判断が大切です。