食事療法から考えるダイエット、漢方も選択肢のひとつです。

漢方コラム

ダイエットを考えた、野菜ばかりの食事になると栄養素が不足し、中でも体の体温をあげてくれる役割をもつタンパク質などの大事な栄養素を摂取できていない場合があります。

根本的な体質改善を含めたダイエットには代謝のアップは欠かせないため野菜のみなど偏ったダイエットをしてしまうことにより体の不調が起こってしまいます。

 

カロリーを減らしていれば、ある程度は体重の変化はありますが結果的に栄養は取らないのに糖分など体温を下げる要素を取り込むことで摂取してしまうことで冷え性になってむくんだり貧血になってしまい、こういったむくみなどからくる貧血を隠れ貧血と言います。

 

隠れ貧血などの血液不足の症状は中国医学では「血虚」と呼ばれており、その症状は、冷え性だけではありません。

不妊症や更年期障害、自律神経失調にまで影響を及ぼし、たくさんの健康不良をもたらします。

 

そういった食事の改善に加えて働きをサポートしてくれる漢方薬。
漢方薬と食事療法を合わせて、全身血管の状態を改善することを目指しましょう。

カロリーは必要以上に摂取しているにもかかわらず、栄養は不足している現代人。
糖分や脂肪分の多い食べ物よりも栄養になる食事を心がけながら「薬食同源」。

食べ物は薬と同じく、からだに大切なものなので食事の見直しを合わせながら、漢方治療の効果を上げられます。