肥満の原因は代謝にあった?漢方でその代謝は改善できるかもしれません。

漢方コラム

中国から伝来し、日本独自の進化を遂げてきた漢方薬。
自然の素材を配合しており、薬として古来から用いられてきた漢方薬ですが、実は肥満防止の強い味方にもなってくれるのです。

 

まず、肥満防止に効果的な漢方薬の効果についてご紹介します。

漢方には、「気・血・水」のバランスを整える効果があり、そのそれぞれには「気:人間活動の源となる気力や元気を出すのに必要な要素」「血:臓器に栄養を与える血液」「水:血液以外で、体に潤いを与える体液」という意味があり、中国の伝統医学の視点から見た場合、この3つの要素が崩れることにより太りやすい体質になると考えられています。

 

もちろん、肥満には食生活や運動の有無が大きく関係するため健康な色のバランスと、適度な毎日の運動は行っていただきながら漢方薬でさらにその効果を有効なものにしていただければと思います。

 

中でも、肥満防止にオススメしたい漢方薬は

防風通聖散(ボウフウツウショウサン)
防已黄耆湯(ボウイオウギトウ)
当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン)

という、3つの漢方薬です。

 

この3つの漢方薬の効果は、体の水分を適切に調節してくれることに加えて血行改善や、お腹の調子を整えてくれる効果、冷えやむくみとりをしてくれる効果があります。
そのため、肥満などの根本的な問題を解決するにはもってこいの漢方薬をぜひ利用して、体質改善にお役立てください。