東洋医学での食物の性質とは
日本では、先祖代々伝承されてきた生活の知恵である、
「おばあちゃんの知恵」がありますよね。
それと同様の先祖代々伝承されてきた知恵が東洋医学にもあります。
東洋医学では
食物の性質を、「寒・涼・平・温・熱」の5つに分けています。
体が冷えていたら
温・熱のものを、体が熱いと寒・涼のものを、のように
体の性質や季節に合わせてとることをオススメしています。
具体的にどの食べ物がどの属性にいるのか、を紹介致します。
まず、寒・涼の食べ物です。
この性質の食べ物は体を冷やす作用があります。
例えば、もやし・はと麦・ごぼう・とうがん・なす・バナナ・
たけのこ・セロリ・トマト・きゅうり・アロエ・わかめ・
こんにゃく・緑茶
などです。
次に、温・熱の食べ物です。
この性質の食べ物は体を温める作用があります。
例えば、なつめ・黒砂糖・赤ワイン・レバー・にんじん・
生姜・紅茶・もち米・栗・ラム肉
などです。
もちろん食物の効果はそれ程強いものではありませんが
これらの性質を理解した上で、
薬を服用している時に食物を補助的に利用すれば効果が高まります。