生薬って

漢方コラム

生薬とは植物や動物、鉱物など自然界に存在している成分を配合して作られたもので、日本では漢方薬として売られています。
飲む量がたくさんで大変ですが、民間療法でも用いられており、種類もたくさんで妊娠中の方が飲んでもとくに副作用が起こりにくいです。

基本的には飲むのは食前とされており、胃の内容物が空のときのほうが吸収率がいいとされています。
もちろん食後に飲んでも悪い影響はありませんが、吸収がやや悪くなってしまいます。
生薬はたくさんの種類の成分からいくつか組み合わせて煎じて作ります。

そのまま煎じてつくる場合もあれば、熱を加えてつくるなど、薬の種類によっても作り方は異なるのです。
飲むことで美容にも効果があるものもあります。
鹿のつのを使っている生薬は、貧血を改善したりコラーゲンを配合されているので、肌荒れがなおったという報告もあるほどです。

このように生薬も使い方を工夫すれば、体の調子を整えるだけではなく、美容や健康の面でも広く使われています。
購入するときは成分を確認してみるのも面白いかもしれません。