漢方薬の効果

漢方コラム

最近はダイエットや健康、美容など様々な面で漢方が注目を集めています。
しかし、そんな効果を期待して漢方を使ってみたけど、効果が実感できないという方も中にはいます。

しかし、その場合、効果がまだ現れていないだけの場合があります。
漢方は薬とは違います。
薬の場合は症状に対して直接働くため、効果がすぐに現れます。

しかし、その分、刺激が強いというデメリットがあります。

一方、漢方薬は1つの症状に対して、全身の巡りや不調を改善しながらゆっくり効いてくるため、即効性はないのです。

また、漢方は元々、未病をきちんと治すためのものでした。

未病とは病気と健康の間で、放っておくと病気に発展してしまう可能性がある状態です。
そのため漢方の役目はまずは全身の滞りを改善して、体調不良を未然に防ぐことなのです。
そのため漢方は効き目が穏やかというのが特徴です。

ですから、使い始めたら効果が出ないからといってすぐに止めるのではなく、最低でも2〜3週間は使ってみることをおすすめします。

そしてその間の様子をきちんと確認することが必要です。