毎月やってくる生理痛を漢方で改善しましょう ‐その1-

漢方コラム

生理痛を伴う生理をお持ちの方は、どのように症状を緩和させていますか。

 

薬を服用したり、体を温めたりするなどしている方が多いのではないでしょうか。漢方薬には月経痛の細かな症状によって様々な種類があります。

 

今回は「当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン)」をご紹介します。

主に効果を発揮する症状は以下の3つです。

• 足腰が冷え、顔色が悪くなってしまう

• 生理不順

• 汗をかきにくい

 

これらの症状を緩和させるために「当帰芍薬散」は、全身に栄養を行き届かせ血行をよくするのと同時に、体内から余分な水分を取り除いてくれます。

さらに当帰芍薬散の名前にある通り、この漢方には生薬の一種、「芍薬(シャクヤク)」が配合されており、以下の3つが主な特性です。

o イライラ解消

o 筋肉の痙攣の緩和

o 血管の働きを順調にする

 

そのため、生理痛以外にも生理不順や月経異常などの整理に関する症状、さらに慢性胃腸炎や、更年期障害、神経痛など、その他の様々な症状に効果が期待できます。

 

いかがでしたか?

生理やそれに伴う生理痛は毎月くるものなので、自然治癒だけに頼らず、自然の植物の力を利用した漢方で痛みを緩和してみてはいかがですか。