漢方薬のメリットとデメリット

漢方コラム

薬には西洋薬と漢方薬という種類があります。聞いたことがある方も多いと思いますが、その違いをご存知ですか？

今回は、意外と知らない漢方薬メリット、デメリットについてご紹介させていただきます。

 

■漢方薬とは？

漢方薬は、いくつかの生薬を配合して作られる薬です。

こちらは、患者さんの体質や症状に合わせて処方します。

そのため、同じ薬を同じ病気に使うとは限りません。

そのかたちは、丸剤やエキス剤などがあります。

 

■メリット

漢方薬のメリットとしては、体質改善につながることが挙げられます。

体の治癒力を高めて症状を改善するという考え方に基づくため、更年期障害などには特におすすめの薬です。

また、病気にまではなっていないけれども、軽い症状があらわれているという方にも、漢方薬はとても効果的です。

加えて、西洋薬に比べて副作用が少ないというメリットもあります。

様々な症状にマイルドに作用するため、副作用が少ないです。

 

■デメリット

漢方薬のデメリットは、遅効性のものが多いということです。

徐々に体質改善を行うため、飲み続けなければ効果は得られず、継続して服用することが求められます。

また、味に癖のあるものが多く、飲みにくさを感じる方もいます。

 

いかがですか？

漢方薬の特徴について、少しお分かりいただけたかと思います。

次回は、西洋薬についてご紹介させていただきます。