食事に対する漢方の考え方、健康でいるためにはバランスが大切
詳しいことは他の記事でご紹介しておりますが、漢方では食材を『色』『性質』によって分けています。人それぞれ適切な体重・体質があるので健康であれば問題ないという考え方です。大切なのは偏っていないかということです。
過剰に甘味を摂取することで様々な病気を引き起こすことはもうご存知でしょう。
辛いものを食べ続けるのは胃腸に負担をかけ、体に熱がこもりやすくなることによってイライラしやすくなったり、湿疹や吹き出物のような皮膚への症状が表れやすくなったります。
生ものや冷たいものを食べすぎていると体を冷やす作用が過剰にはたらき、胃腸の不調を引き起こしてしまいます。
逆に熱いものばかり摂ると食道や胃に刺激を与えすぎてしまいます。
偏った食事では消化器への負担をかけ、細胞の老化も早めてしまうのです。
漢方では食材は薬と捉えています。食べることこそが健康に直結するといっても過言ではありません。
身体の調子を整えられるような5つの『色』『性』を持つ食材を理解し、過不足なく選べるようにしましょう。
また、調理法によっても食べ物の寒熱は変わります。
冷やしたものや生のままのものを加熱することによって温める性質を持つものに変えることができることを覚えておきましょう。
いかがでしたか?
健康であり続けるためには、多くの種類の食品を少しずつまんべんなくとるバランスのとれた食事を心がけることが大切です。
食べ物は心身の栄養素のものですから、食事については日々意識していきましょう。