あなたは誤解してませんか? 漢方薬と民間薬の違いとは
「漢方薬と民間薬、どちらも植物からできていてほとんど同じでしょ?」そう考えていらっしゃる方も多いかと思います。
しかし、両者は同じではありません。
二つの区分がつかないまま服用していると危険が生じる場合もあるので、今回は両者の違いをはっきりさせましょう!
○民間薬
民間薬とは、医療の専門家ではない庶民の間に伝承されてきた薬のことで、その多くが植物由来の生薬です。
よく知られているものには、センブリ・キハダ・ゲンノショウコ・ユキノシタ・アロエなどがあります。
家庭で治せる範囲のケガや病気に使われてきたもので、使い方に医学的な背景はありません。
○漢方薬
漢方薬は植物以外にも、菌類・昆虫・鉱物などの生薬を組み合わせて作られたものです。
用いる条件も細かく設定されており、治療効果のある医薬品として正式に認められています。
しかし、漢方薬は薬なので副作用もあり、場合によってはアレルギーを引き起こすことがあります。
分かりましたか?
まとめると、民間薬は医薬品ではなく健康増進のためのもので、いざ症状が出た時は漢方薬が適しているのです。
しかし、薬は薬なので副作用もあるということを念頭に置く必要があるのです。
今自分はどちらを服用するのが適しているのか考えて使い分けていきましょう!