全然食欲がわかない…とお悩みの方へ!食欲不振に良い漢方薬とは?
夏と冬の温度差で、「何だか食欲がない」と困った経験はありませんか。
食べなければいいので、そのまま放置しているという方も中にはいらっしゃるでしょう。
しかし、食事をとらずにいるとエネルギーが体内で作られず、何をするにも億劫になってしまいます。
実は、漢方で食欲不振を改善することが出来るのです。
そこで今回は、食欲不振に良いとされる漢方薬と、その効き目についてご紹介します。
◆症状別にみるお勧めの漢方薬
一言「食欲不振」といってもその症状によって飲むべき漢方薬は異なります。
食欲不振で下痢もある場合は「真武湯(しんぶとう)」をお勧めします。
一方、食欲不振で胃もたれがする場合は「六君子湯(りっくんしとう)」が良いでしょう。
◆機能性胃腸症には「六君子湯」
食欲不振が続き、検査を行っても胃炎などの病気の原因も見つからないが、胃もたれはあるといった場合「機能性胃腸症」が疑われます。
この病気が考えられるのであれば、六君子湯が良いでしょう。
六君子湯は吐き気を抑え、消化器を促し、倦怠感や胃もたれ、胸やけなどの症状を抑えてくれます。
食欲がない場合はそれに伴う症状を見ることで飲むべき漢方薬を選ぶことが出来ます。
これらの漢方薬は、漢方薬局で簡単に手に入れることができます。
放っておかず、すぐに食欲を回復させようと心がけることが大切です。