漢方はつらい花粉症にも効果あり?飲み続けてみませんか?

漢方コラム

花粉症は、およそ30年ぐらい以前の高度成長期の時代に出現してきた病気です。
その時代を境にして環境が破壊されはじめたり、食生活も変化し、さらに運動不足や睡眠不足などが重なったことが引き起こした、いわゆる現代病です。

ですので、およそ2千年ぐらい前に出来た漢方薬が、現代病の花粉症に対して効果があるのかどうかについて疑問に感じる人は少なくありません。

漢方医学ではその当時、科学的な分析を行うのが難しかったため、人間の身体をブラックボックスと考えることにして、発熱や倦怠感などの実際に出てきた症状に着目して処方をしてきました。

その一方で、西洋医学では分析作業に重きを置き、症状の原因となる物質に着目してきた訳です。
ですので、西洋医学の場合は原因物質がウィルスなのか花粉なのかによって使われる薬が違うことになります。

しかし漢方医学では、花粉症として現れる鼻水や目のかゆみなどの出て来る症状に応じて処方したものが利用でき、症状を抑える効果を期待出来ることになるのです。

さらに抗アレルギー薬などとは違って漢方薬は服用した後に、喉が渇いたり眠くなったりする副作用を引き起こさないことが特徴になります。
ですので、漢方薬を飲み続けることによって、つらい花粉症の症状が抑えられることになるため、飲み続けることを是非おすすめします。