漢方薬の副作用とは?漢方薬の使用前に知っておきたいこと。

漢方コラム

「漢方薬に副作用はあるの?」

漢方薬を使用する前に気になるのは、副作用についてではないでしょうか。
漢方薬は、安全性は高いですが、副作用を引き起こす可能性もあります。
そこで今回は、漢方薬の副作用についてご紹介していきます。

 

□漢方薬の副作用

漢方薬による副作用は、「使用方法の誤り」、「体調に合わない」または「漢方薬に含まれる成分が持つ作用」などによって引き起こされます。
では、どのような副作用があるのかを見ていきましょう。

 

*甘草

甘草は、約7割の漢方薬に含まれる成分だと言われています。
鎮痛や解毒の役割を果たし、漢方薬には欠かせない成分になります。
甘草を大量に摂取してしまいますと、むくみや高血圧を引き起こす可能性があります。
甘草を使用する場合は、一日の摂取量の把握をしましょう。

 

*麻黄

麻黄に含まれるエフェドリンという成分をご存知でしょうか?
エフェドリンはダイエットの際にとても効果があるものです。
新陳代謝を上げる、気管支を広げる、集中力を高めるといいった役割を果たします。
しかし、麻黄を大量に摂取してしまうと、心拍数や血圧が急上昇し、興奮状態になってしまいます。
麻黄をより多く取り入れることで、ダイエット効果が通常よりも大きくなる、というわけではありません。
大量に摂取しても効果は大きくならない、ということを知っておきましょう。

 

□まとめ

今回は、漢方薬の副作用をご紹介しました。
副作用は、人によって発生頻度や種類、程度が異なることをご理解ください。
漢方薬は、医師や薬剤師の指示に従って正しく使用するようにしましょう。
当店では、「症状」と「体質」に基づき、お客様一人一人に最適な漢方薬をお作りします。
ご相談がある方はぜひ、お気楽にお問い合わせください。