食欲不振に潜むリスクとは?健康について考えよう

漢方コラム

「食欲がない状態が続いたときに考えられる病気について知りたい」
このようにお考えの方はいらっしゃいませんか?
つい見過ごしてしまいそうな食欲不振ですが、実は大きな病気が隠れている可能性があります。
そこで今回は、食欲不振に潜む病気について解説します。

□食欲不振に潜む病気

食欲不振から考えられる代表的な病気を挙げます。

*胃潰瘍・十二指腸潰瘍

胃酸によって粘膜や組織の一部が傷つけられている状態です。
胃潰瘍は食事中や食後にかけて、十二指腸潰瘍は早朝から空腹時にかけて、みぞおち周辺がシクシクと痛みます。

*胃がん

胃がんは初期症状の自覚がない場合があり、食欲不振や吐き気、胸やけを感じて受診したときには症状が進行していることが多いです。
定期検査を受けることで、早期発見に努めましょう。

*うつ病

疲れが取れないほか、気力が低下して塞ぎ込んでしまう状態を自分で回復できない場合は、うつ病の可能性があります。
脳内の神経伝達物質が正常に作られないことにより、食欲不振や睡眠障害が現れます。

他にも、慢性胃炎や亜鉛欠乏症、甲状腺機能低下症などの病気も考えられます。

□まとめ

今回は、食欲不振に潜む病気について解説しました。
将来の健康のためにも、この記事を参考にして理解を深めましょう、
また、食欲不振の改善策としておすすめしたいのが漢方薬です。
漢方薬の中には、胃腸の調子を整えるものや気力を回復するものがあるので、興味を持たれた方はお気軽にお問い合わせください。