漢方薬にはどんな種類があるのか解説します!
漢方薬をあまり知らないという人の中には、苦みが強く飲みにくいという印象を持っている人もいるかもしれません。確かにこのような特徴はありますが、何も苦いものだけではないのです。ここでは、漢方薬の種類について見ていきます。
最初に紹介するのは、葛根湯です。これは、漢方薬の中でも比較的知名度が高く実際に服用したことがあるという人もいるのではないでしょうか。基本的には風邪薬としての効果を期待できますが、その他にも頭痛や肩こりなどに効き目があります。風邪薬と言っても、ひいてから摂取するのでは遅くできるだけひきはじめに飲むことが大切です。
また、小青竜湯というものもあります。花粉症に困っている人であれば、飲んだことがあるという人も多くいると言われています。とにかく鼻に関する症状を改善するために用いられるのですが、他にも気管支炎や気管支ぜんそくにも効き目があるのです。
最後に紹介するのは、抑肝散です。これには様々な効果が期待できますが、特に感情を落ち着かせるにはもってこいのは漢方薬だとされています。女性がホルモンの影響で感情は上下してしまうことにも使用されることが多く、未熟のため自分の気持ちをコントロールすることができないという子どもにもこれを飲ませるケースは少なくありません。不眠症に悩んでいる人も、飲んでみてはいかがでしょうか。