漢方が効かない?正しい飲み方を薬局が解説します!

漢方コラム

漢方って聞くと、体にいいイメージを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
漢方は病気になった時にその人の体質から改善してくれます。
しかし、正しい飲み方を知らないと、思うように効かないかもしれません。
漢方を効果的に利用するために、今回は漢方の強みを生かす正しい飲み方をお伝えします。

 

□漢方を飲むのはいつがいい?

 

漢方薬は一般的な薬と違って食前、あるいは食間に服用することがほとんどです。
これは胃の中に何もないほうが漢方の成分が吸収されやすいためです。
飲み忘れた際には食後に飲んでも体に悪影響を及ぼすわけではありませんが、薬効成分が吸収されるスピードが落ちてしまいます。
結果的に漢方が効かないかもしれません。
忘れずに指定された服用時間に飲みましょう。

 

□漢方は他の薬と併用できるの?

 

漢方は一般的に継続的に飲み続けることが重要になってきます。
そのため、他の病院でもらった薬と併用しなければならない時期もあるかもしれません。
基本的には他の薬と対立する成分は含まれていませんが、思うように効かなかったり、体に異変を感じたりする可能性があります。
その場合は、医師や薬剤師に相談しましょう。

 

□まとめ

 

今回は漢方の適切な飲み方について解説しました。
漢方は体の調子を整えてくれる心強い味方です。
その効能を十分に発揮させるために、正しい飲み方を意識して健やかに生活しましょう。