お風呂に入ることで得られる健康効果とは?

漢方コラム

健康を維持する手段として、お風呂に入ることは有効です。
「シャワーと何が違うの」と疑問に思う方もいるかもしれません。
そこで今回はお風呂に入ることで得られる健康効果について紹介します。

 

□お風呂に入るとどんな効果があるのか

 

お風呂に入ることで血液の循環が良くなります。
お風呂の湯熱によって体が温められると、酸素や栄養を含んだ新鮮な血液が全身を駆け巡り、血液中の老廃物や二酸化炭素が出ていきます。
新陳代謝が活発になり、ドロドロの血液がサラサラに変わっていくので、体がリフレッシュされます。
シャワーだけでは、体温が十分に温まらないため、効果はあまり得られません。

また、静水圧効果でむくみの解消につながります。
お風呂に入ると、わずかにお腹などが水圧で縮みます。
この水圧によって、マッサージ効果が生まれ、血液の循環を促します。
シャワーでは静水圧効果を得られません。

 

□お風呂に入るときのポイントとは

 

*温度を40度にする

 

40度は少しぬるいと感じる人もいるかもしれません。
しかし、40度という温度は、幅広い年齢層にとって体調不良を起こしにくい、低リスクの温度と言えます。
10~15分くらい入浴することで、十分な健康効果を得られるでしょう。

 

*全身浴で肩まで浸かる

 

全身浴を行うことで、体が十分に温められ、静水圧効果も得られます。
半身浴では入浴の効果を十分に得られません。

 

□まとめ

 

今回はお風呂に入ることで得られる健康効果について紹介しました。
お風呂に入ると、体が温められ、血液の流れが良くなります。
健康効果を得るためには、全身まで浸かること、温度を40度に設定することが重要です。