乾燥肌を克服する体質改善法、気になる原因にも迫る!

乾燥する季節、鏡を見るたびにため息をつきたくなってしまう、そんな方も多いはずです。
肌の乾燥は、見た目だけでなく、かゆみなどの不快感も伴います。
実は、その乾燥の原因は、肌の表面だけにあるとは限りません。
体の内側、つまり体質と深く関わっているのです。
今回の記事では、そんな乾燥肌と体質の関係を紐解き、改善策を探るお手伝いをします。
肌の乾燥と体質の関係
乾燥肌の原因と体質
肌の乾燥は、表皮の一番外側にある角質層の機能低下が主な原因です。
角質層は、水分を保持し、外部刺激から肌を守るバリア機能を担っています。
このバリア機能が低下すると、水分が蒸発しやすく、乾燥肌になりやすくなります。
しかし、角質層の機能低下は、単に外的要因だけでなく、体質とも深く関わっています。
東洋医学では、乾燥肌は「気・血・津液」の不足によって引き起こされると考えられています。
「気」は体のエネルギー、「血」は血液のようなもの、「津液」は体液を指します。
これらの不足は、肌の機能低下や乾燥につながります。
具体的には、「気虚(ききょ)」体質ではエネルギー不足で皮膚への栄養供給が不十分になり、「血虚(けっきょ)」体質では血液不足で皮膚の栄養が足りなくなり、「津液不足」体質では体液不足で肌が乾燥します。
それぞれの体質には、特有の症状(倦怠感、顔色の蒼白、口の渇きなど)があり、これらに心当たりがある方は、該当する体質の可能性があります。
体質別の乾燥肌対策
それぞれの体質に合わせた対策が必要です。
・気虚体質
黄耆建中湯や玉屏風散などの漢方薬、豆腐や卵などの大豆製品を摂取するなど。
・血虚体質
当帰芍薬散や四物湯などの漢方薬、人参やほうれん草などの食材を摂取するなど。
・津液不足体質
生脈散や瓊玉膏などの漢方薬、豚肉や牛乳などの食材を摂取するなど。
これらの体質への対策は、漢方薬だけでなく、食生活からもアプローチできます。
適切な食材を選ぶことで、体質改善を促し、乾燥肌の改善に繋げることが期待できます。
体質改善で乾燥肌を克服
食生活と乾燥肌
乾燥肌の改善には、バランスの良い食事が不可欠です。
特に、ビタミンA、B群、C、E、セラミド、α-リノレン酸、亜鉛は、肌の健康に重要な役割を果たします。
これらの栄養素は、皮膚の細胞の生成や修復、バリア機能の強化に役立ちます。
積極的に摂取することで、肌のターンオーバーを正常化し、乾燥肌を改善する効果が期待できます。
具体的には、レバー、緑黄色野菜、魚、大豆製品、ナッツ類などを積極的に摂り入れることをおすすめします。
ただし、糖質の過剰摂取や制限しすぎ、油分の摂りすぎや不足にも注意が必要です。
運動と乾燥肌
運動不足は、血行不良や新陳代謝の低下を引き起こし、乾燥肌を悪化させる可能性があります。
適度な運動は、血行促進効果があり、肌細胞への酸素と栄養の供給をスムーズにします。
また、ストレス軽減効果も期待できるため、心身ともに健康な状態を保つ上で有効です。
ウォーキングやランニングなどの有酸素運動や、ヨガなどのリラックス効果のある運動を取り入れることをおすすめします。
関連する体質との関係
乾燥肌は、他の体質とも関連している場合があります。
例えば、冷え性や便秘など、体の内側の状態が肌の乾燥に影響を与えることがあります。
これらの体質を改善することで、乾燥肌の改善にも繋がる可能性があります。
そのため、乾燥肌の改善策を考える際には、自身の体質全体を把握することが重要です。
まとめ
乾燥肌は、角質層の機能低下や「気・血・津液」の不足など、体質と密接に関係しています。
改善策としては、保湿ケアに加え、体質に合わせた食生活や運動を取り入れることが重要です。
それぞれの体質に合った漢方薬や、そしてビタミンやミネラルを豊富に含む食材の摂取を心がけましょう。
さらに、睡眠不足やストレスにも気を配り、総合的な体質改善に取り組むことで、内側から輝く健康的な肌を手に入れられるでしょう。
継続的な努力が、美しい肌への近道です。
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