漢方薬における3種の剤形
漢方を処方される際、剤形には3つの代表があります。
それが湯、散、そして丸です。
今回はこれらをひとつずつ、解説していきます。
まず湯(とう)とは液状のものです。
サラサラとしているよりは、すこし粘りがありどろっとしているでしょう。
湯は漢方の中でも、一番数が多い剤形だと言えます。
見た目から苦味を予想する方も多いですが、
味と形は関係がありません。
ですから味が心配な方は、事前にその旨を伝えておきましょう。
次に散(さん)です。
これはいわゆる粉末状の漢方のことを指します。
そのまま飲む場合と、水やお湯などに溶かして摂取する場合があります。
薬によって違いますので、きちんと説明を聞くようにしましょう。
最後に丸(がん)があります。
丸とは散にはちみつなどを加えて、丸く固めたものになります。
はちみつなどを加えている場合は、少し甘みを感じれるものが多いです。
西洋医学の粒薬と形状はにていますが、より柔らかめだと言えるでしょう。
他にも塗り薬などの漢方もあります。
興味がある方は、お気軽に一度来店ください。