男性必見!漢方と薄毛[血虚(けっきょ)編]

その他の悩み

前回ご紹介した通り、数回にわけて漢方と薄毛というテーマでお伝えしていきます。 復習ですが、薄毛の原因にはいくつか種類があるが、「健康であること」はこれらの薄毛に対抗するために必要な共通の条件でしたね。

 

漢方の世界で、髪の健康を邪魔する原因として大きく三つのものが挙げられます。 それは、血虚(けっきょ) 、腎虚(じんきょ)、 湿熱(しつねつ)というものです。 今回はこの中でも血虚(けっきょ) .についてお話しします。

 

血虚.とはずばり「血が薄い、もしくは足りない」状態のことです。 症状としては例えば、めまいや立ちくらみ、寒がり、肌荒れしやすいなどがあります。 さらに髪に関して、 潤いが無く抜けやすい、そもそも髪が細いため薄く見えるということが挙げられます。

 

これらの症状に思い当たる場合は血虚を改善する漢方薬をお求め下さい。 生薬の例としては当帰(とうき)や 鹿茸(ろくじょう)などがあります。 また普段の生活習慣を改善することも重要なので、血を補う食事をこころがけ、健康的な生活をしましょう。