水の乱れによる不調

漢方コラム

現在、女性の8〜9割が水毒といわれています。

水毒とは水分が体内に滞った状態のことで、肌がくすんだり体がむくむ原因となります。

水毒は、顔がむくみやすい、足首にくびれがない、口が渇きやすい、冷えやすい、痩せにくい、生理痛や生理不順などがあり、このうちの一つでも当てはまれば水毒の可能性があります。

顔がむくむ水毒の原因は、間違った過剰な水分摂取にあります。

人間の体の約65パーセントは水分で作られていて、1日に必要な水分量は1〜2リットルといわれています。
水分摂取量がこれ以上多いと、水毒になるといわれています。

また体の冷えも水毒の原因の一つで、冷たい飲み物や食べ物、またバスタブに浸からずに毎日シャワーで済ませているような人は、日頃から体が冷えている可能性があります。

そのためむくみ、めまいなどの水滞がおこり水毒になってしまいます。

水毒の対処法としては、老廃物をため込まないことと、体を温めることがポイントとなりますから、軽い運動や毎日の入浴を習慣化して血行をよくし、余分な水分を排出することが大切です。