思春期ニキビが出来る理由
中高生の悩みの一つにニキビがあります。
大人にできるニキビとは違い、10代に多く見られるニキビは「思春期ニキビ」と呼ばれます。
今回は思春期ニキビができる原因についてです。
10代は、大人の体へどんどん近づく時期です。
女性なら体が丸みを帯びて胸が出るというような変化が起こり、男性も毛が濃くなったり肩幅が広くなったりというようにそれぞれ成長します。
そしてこの成長を促すのが成長ホルモンなのです。
この成長ホルモン、体を成長させるのには大切で欠かせないホルモンですが、この成長ホルモンこそが、思春期ニキビの原因なのです。
成長ホルモンはおでこや鼻に多くある皮脂腺の活動を活発にさせてしまうため、余分な脂を分泌させます。
その結果、脂が毛穴に溜まり炎症を起こしてニキビができるのです。
思春期ニキビがおでこや鼻にできやすいのは皮脂腺が多くある場所だからということだったのですね。
思春期ニキビができる原因は、成長ホルモンの量が増えること以外にも、ストレス、睡眠不足、紫外線などが考えられます。
思春期ニキビは、大人の体に近づいていく証であると言えそうですね。