未病の恐ろしさ
未病は病気になる前の状態で、この状態を放置することで生活習慣病発症のリスクが増大すると考えられています。
健康と病気の中間となるわけですが、西洋医学の治療では一種の不定愁訴として処理されてしまうこともあります。
明らかに体の調子が悪くても、実際に検査をすると異常がない状態です。
患者としては納得ができないはずですから、代替医療として漢方の診断を受けて、漢方薬で体質から根本的に改善する方法が使われています。
漢方薬を服用することで未病を改善し良い健康状態の維持が可能で、結果的には長寿のためにもなります。
東洋医学では体を構成する要素として、気血水の3つを特に大切にします。
やる気がなくて疲れやすい場合には、発散をしながら気力も補える漢方薬を使えば、未病のリスクが軽減します。
血液の質と量が充実していない場合にも、多数の生薬が結合した漢方薬を使えば、関連する冷えや倦怠感の症状を総合的に解決できます。
日本で使われている漢方薬は、古代中国の時代から数えれば2000年ほどの長い歴史があるため、未病に対処してきた経験や実績は非常に豊富なことも魅力です。