高麗人参の知られざるパワー2

漢方コラム

高麗人参にはサポニンの一種のジンセノサイドが多く存在しています。
このジンセノサイドのパワーは抗酸化作用に優れていることなどで知られていますが、自律神経を調える効果があることもわかっています。

自律神経の乱れは心身に辛い症状を引き起こします。
身体に起こる症状としては、冷え性になったり、頭痛やめまいや耳鳴りなどの頻度が上がる、微熱がなかなか下がらないなどが挙げられます。
季節性の体調不良や更年期障害の正体も自律神経の乱れです。
体に出てくる症状の種類も多岐にわたっていますし、その度合いも個人差が大きいこともあって本人以外には辛さが理解されにくい面があります。
心理的な症状としては、イライラや不安、うつなどです。

ジンセノサイドは、自律神経のバランスを改善することで体の不調を緩和させ、理由のないイライラの改善することが期待できます。
更年期障害で心身の不調が気になる場合や、様々な健康法を実践してみても自律神経失調症が改善しにくい場合は、高麗人参の持つジンセノサイドのパワーを借りてみるといいのではないでしょうか。