これからの漢方~西洋医学との融合~

漢方コラム

漢方と西洋医学は治療法は違えど患者を治すといった根本的な目的は一緒です。その為、医学の現場では両社が手を組み始めている所も多く漢方薬を使用している医師は現在では8割を超えています。西洋医学は患者の症状の他に検査の結果を重視していてピンポイントに病気の原因を探り取り除く事ができます。漢方薬は身体の調子を整え免疫力をあげ治癒力に繋げていきます。

お互いの医療現場における信頼性の向上は年々上がっていて西洋医学で手術等の治療をした後の予後は食欲不振等の症状を漢方薬を使って補うという医師もおり症状一つでも様々な使い方もされています。どちらかだけではなく両者を使い分けるのがよいとされています。

昔から歴史のある自然の漢方と現代も進歩し続ける科学の西洋医学が融合することで治療の幅が広がっています。特にガンや脳卒中や心疾患の三大疾病や生活習慣病等は手術をしたから終わり、というものではなく再発を防ぐことや合併症を起こさないようにするなどの普段からのケアが何よりも大切です。漢方と西洋医学の両方を使って病気に負けない身体造り、病気になっても再発ししたり合併症をおこしにくい身体を作っていく事を目指していくことができるようになります。