ストレスには漢方薬!その理由を簡単解説

漢方コラム

漢方薬の基本的考え方に、「心身一如」というものがあります。

これは、体の問題と心の問題を合わせて治療していこうというものです。

したがって、ストレスからくる不調には、漢方薬はぴったりなのです。

 

■ストレスには東洋医学

西洋医学は症状がはっきりしており、そうなった原因が明らかな場合にとても効果があります。

しかし、ストレスが原因で起きる不調は、症状も原因もあいまいで絞り切れないことが多いです。

東洋医学では、不調を体全体の歪みと捉え、全体的に補正し、各症状を改善しようとする治療が行われます。

したがって、症状もその原因もあいまいなことの多いストレスからくる不調に、漢方薬はぴったりということになります。

 

■病気になる前の「未病」でなんとかする

未病とは、まだ病気にはなっていないけれど、軽く不調が現れている状態のことを指します。

この段階では、検査をしても問題がなく、日常生活に支障をきたすほどのものではありません。

しかし、このまま放置し続けると、いずれは病気になってしまう可能性があります。

心身ともに深刻な不調が現れる前に、未病の段階で防ぐことが大切です。

漢方では、その未病に対応できます。症状ひとつを治すだけではなく、体調を整えてくれるので、病気予防になります。

 

いかがですか?

ストレスからくる不調を感じている方は、一度専門の方にご相談してみてください。