神奈川県の漢方薬局が教える漢方医学の診断方法!
漢方医学は西洋医学とは異なった診断方法をとっています。
具体的にどんな診断方法を行うのか、ご存知ない方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、漢方医学の診断方法についてお話しいたします。
■望診(ぼうしん)
これは患者の様子を目視で診断する方法です。
皮膚の艶や表情、元気があるかどうかということを目で見て確認します。
舌診(ぜっしん)という舌の状態を見る診断方法も望診に当たり、ここから血や水の偏り、体力の有無を判断します。
■聞診(ぶんしん)
音を聞いたり、においを嗅いだりして診断する方法です。具体的には、咳の音や胃の音、声の大きさなどを聞き、体、口などのにおいを嗅いで判断します。
■問診(もんしん)
患者に質問をし、その回答から判断する診察方法です。
体のどの部分の調子が悪いのか、それはどのような症状なのか、悩んでいることはないかなど、質問項目は様々です。
この診断方法で症状の原因を探ることができます。
■切診(せっしん)
これは、患者の体を直接触る診断方法です。脈診(みゃくしん)という方法では、手首の脈を押さえることで、脈の速さや強弱を調べます。
おなかを押さえる腹診(ふくしん)では、痛いところや固いところがないか調べます。
いかがでしたか?
体調が悪い時に市販の薬を飲んで治すのを嫌に感じる人も多いですよね。
そんな方はレントゲンや精密検査に頼らない漢方医学の診断方法、一度試してみませんか?