外からじゃ意味がない!? 漢方で内からニキビを治そう!後編
漢方とニキビ治療と聞いてあまりピンとこない方も多いかもしれません。
しかし、実際はニキビ治療において、漢方は西洋医学よりも優れていると言われています。
そこで今回は漢方でのニキビ治療を紹介していきます!
「皮膚は内臓を映す鏡」と言われますが、皮膚の症状と体内の不調は深くかかわっています。
したがって漢方ではニキビだけを診て治療するのではなく、ニキビができる根本的な原因を探り当て、そこを改善していく「本治療」と、あわせてニキビそのものをよくしていく「標治療」を行います。
「標治療」では、ニキビなどの皮膚の炎症を「熱」ととらえ、基本的にはその熱を抑えることを目的にした清上防風湯などの「清熱剤」を用います。
「本治療」では、便秘や下痢などの胃腸障害が背景にあれば、お腹の調子を整える漢方薬を、冷えや血行不良が背景にあれば、身体をあっためて冷えをとったり、血行を良くしたりする漢方薬を用います。
ニキビが化膿しやすい人は免疫力を高めて感染しにくい体質に変える薬を処方します。
体質改善を目的とするため、長期にわたって服用することが必要で、忘れずに根気よく飲み続けることがニキビの根本治療の最大のカギとなります。
いかがでしたか?
ニキビを体質から改善できたら再発する確率も低くなります!ぜひ漢方でニキビ治療を行ってみてください!