風邪のひき始めに効く!お勧めの漢方と選び方とは?
風邪というのは、長引くと仕事や家事に支障が出てきますよね。そこで「早い段階で風邪を治したい。」「よく効く漢方を選びたい。」という方も多いでしょう。
もちろん風邪のひき始めに良い漢方はいくつかあります。
その中からどの漢方を選べば良いのでしょうか。
今回は、風邪のひき始めの症状別に、お勧めの漢方と選び方をご説明します。
◆風邪のひき初めに効く主な漢方
〇葛根湯
風邪と共に、発熱、肩や首がこっている方、頭痛のある方に向いています。
〇桂枝湯
頭がぼーっとしたり、汗をかいていたりする症状の風邪にお勧めします。
寒気がする場合も有効です。
〇香蘇散
葛根湯が体に合わない時に使います。
または、比較的症状が軽い場合に向いています。
◆漢方の選び方。
風邪の初期であれば、葛根湯はよく効きます。
しかし、含まれている主成分が動悸や血圧の上昇を引き起こす可能性があり、高齢者の方には向いていません。
また、胃痛や下痢を引き起こすこともあるので、胃腸の弱い方も葛根湯ではなく、香蘇散をお勧めします。
風邪のひき初めに漢方を使用することで、いち早く症状を抑えることが可能です。
ただし、風邪の初期とは言っても、いくつも種類がありますから、必ず専門家に一度相談しましょう。