食材も薬の1つ!漢方で考えるバランスの良い食事をとは?

漢方コラム

漢方医学では食事を色や質で分類していくことで、その人の体質に合った食事をとることが病気を防ぐうえで重要であるとされています。
食事がなにかに偏っていないかが大切なのです。

◯食べ物の種類が体に及ぼす影響
甘いものばかり食べてしまうと、様々な体の部分に悪影響がありますよね。
逆に辛いものを食べ続けると体温が上昇しすぎ、ストレスの原因になってしまったり、胃に異常をきたしたりする場合もあります。

冷たいものばかり食べていると胃腸が正しく動かずに、消化不良を引き起こしてしまいます。
逆に熱いものばかり食べてしまうと胃や腸に刺激を与えすぎ、胃もたれなどの原因になります。

偏った食事は体に欠ける負担も大きく、細胞の寿命自体も大きく減ってしまいます。

◯漢方での食材の意味
漢方では食材も薬の一つであるとされています。私たちの食がそのまま私たちの体を作っているのです。
漢方での食材の色や性質の分類を理解することで、偏った食事から抜け出し健康的な食生活を送ることができます。
また、調理法でその食材の持つ寒暖さが変わります。

食材の持つ質が変わることでその人の体質に合った食事ができるようになるので、調理法もよく考えて選ぶことが大切です。

健康に生きるためには、偏っていない食事をすることが大切です。日々意識していくことで食生活を改善していきましょう。