漢方薬とハーブティーの違いをご存知でしょうか?知らない人は要チェック!

漢方コラム

漢方薬とハーブティの違いを考えられたことはありますか?
ハーブティはちょっと疲れた時に飲むとリラックスした気分になれます。

漢方薬は、実際体調が悪い時に飲むものというイメージがありますね。実際、病院で処方されることもよくあります。
この二つは全然違うものなのです。

まずハーブティは材料は植物しか使いません。それに対して漢方薬は植物だけでなく、骨や角といった動物由来のもの、化石といった鉱物も使うのです。セミの抜け殻とか牡蠣の貝殻なんかも漢方薬の貴重な材料です。
また、漢方薬は医薬品です。

日本薬局方という医薬品の品質や規格を定めた基準があるのですが、そこには漢方薬の材料である生薬についても、医薬品として細かく基準が定められています。
漢方薬にはこの基準を守った生薬を使って作られているのです。

病院から処方された場合には西洋の薬と同じように保険がききますし、漢方クリニックというのもあるぐらい、その効能について保証されています。

しかし、ハーブはあくまで個人が自由につかう民間療法のひとつです。
ハーブは、美容や健康のためにも使われる事がありますが、具体的にもし健康被害があったとしても、基本的には自己の責任となります。