漢方の基礎知識!! 気を付けてほしい未病!!
何か病気を患っているわけではないけれど、なんとなく体調が優れないという症状を経験した方は少なくないでしょう。
そのような「健康でもなく、病気でもない」という状態のことを、漢方では未病と呼びます。
未病の状態では調子は悪いけど、病院に行っても異常はないと判断されるので、解決策が見つからず、悩まされる方も少なくありません。
ですが、実は未病と呼ばれる状態は、病気がこれから進行する可能性があると考えられる状態です。
つまり、まだ病気になっていない段階で対処をしていかなければ、将来的に病気を患ってしまう恐れがあるということなのです。
未病と呼ばれる症状には、慢性的な疲労や気力の低下、目まいや偏頭痛といったものが挙げられます。
他にもイライラしたり、眠れなくなってしまうといった未病の症状があります。
このような症状が起こってくる原因としては、気候の変化やストレス、生活習慣の乱れなどが考えられます。
本格的な病気になってしまう前に、未病の段階で体調を改善するためには、特に生活習慣の見直しが大切です。
身体を冷やさず、栄養バランスのとれた食事を食べ、早寝早起きをするよう心がけてみましょう。
また、同時にストレスを溜めこまないよう、身体を動かしたりリラックスタイムを作るなどして、心のケアをしていくことも大切です。
リラックスでき、身体の巡りが良くなるマッサージを受けてみるのも良いですね。