健康に関する豆知識、年齢と冷え性の割合に相関性はある?

漢方コラム

年齢を重ねるにつれ、冷え性が悪化していませんか。
そもそも年齢と冷え性は関係があるのでしょうか。
年齢と冷え性の相関性についてご紹介します。

□冷えの加齢による原因

*代謝の衰え

年齢を重ねると毛細血管の密度が減ります。
毛細血管の密度が減ると血液が末端まで行き届かず、代謝が悪くなることで体が冷えます。
定期的に運動し、代謝を高めることが重要です。

*筋肉量の減少

運動量が減って筋肉量が落ちることも冷えの要因です。
筋肉は代謝を高め、エネルギー(熱)を生み出す働きがあります。
筋肉量を減らさないためにも定期的な筋トレやストレッチをおすすめします。

*胃腸機能の低下

食後に体温が上がるのはなぜでしょうか。
理由は胃腸が食べ物の消化の際に熱を発しているからです。
加齢によって胃腸機能が低下すれば、熱がうまく作り出されない恐れがあります。

*自律神経の機能低下

特に女性は更年期になると卵巣機能が低下します。
それに従い女性ホルモンや自律神経の機能も低下することが冷えの原因になります。

□まとめ

年齢と冷えには相関性がありました。
確かに、更年期になるとさらに冷えやすくなると言われていますね。
健康のためにも加齢に負けずに冷え性対策を行いましょう。