健康であるために意識したい、基礎代謝量の目安って?

漢方コラム

基礎代謝量とは人がじっとしている状態の時、その人の生命を維持するために使われる最低限のエネルギー量を表します。
人は何もせずにじっとしている時でも、心拍を打つ・呼吸をする・体温を維持するなどのことが行われています。
これを基礎代謝量と言い、これらの活動で必要とされるエネルギー量のことです。

この基礎代謝量は10代後半にピークを迎えると共に年齢を加えることで、代謝量は低下することになります。

また代謝が落ちる原因には筋肉と脂肪の比率が大きく影響することになり、脂肪が増えることで基礎代謝量は低くなって行きます。
健康な人の基礎代謝量を考える時、男女共に15歳から17歳時が一番大きくなっており、1610キロカロリーと1310キロカロリーとなっています。

これが20歳代に入ると、1520と1100キロカロリーまで落ちてしまうのです。
更に50歳代に突入してしまうと1400と1110と段々と少ない数値となります。

人が健康を維持するために必要な数値が判ると良いとされますが、その値を示すのがBMIです。
計算方法として体重(㎏)÷身長(m)÷身長(m)で計算をします。
この数値が22に近いことが健康な体の目安と言われています。

数値が大きいことで肥満体質、少ないことで細身な体型と言われます。
簡単に出すことが出来る訳ですから、体重計に乗るたびに計算するのも良い方法です。