漢方コラム、男性が健康管理において気を付けるべきこと

漢方コラム

男性の平均年齢が81歳を超えたとされている現代、快適な人生を送るにあたって健康管理の重要性はどれほど大きな声で叫ばれても十分過ぎることはありません。

とりわけ20代初めから60代半ばまでが仕事に携わる期間であると考えた場合40~45歳ぐらいというのは、自身の人生と職業生活が同時に折り返すタイミングに相当することになります。

この期間というのは、仕事での責任感や家庭をマネジメントしていくことの両方で、身体面はもちろんメンタル面でもかなりの重圧を感じることは避けられません。

自分で意識して健康管理を行っていくことが強く求められるのは、あらためて言うまでもないことです。

食事の内容適正化や睡眠の質確保、適度な運動の実施などは自身が能動的に行わなければなりません。

とはいえ、人間の頭で考えてできることには限界があります。

そこで漢方薬が役に立つのです。

男性が加齢などの原因によって元気がなくなったことを腎虚と、漢方では表現されています。

ここで言われている腎というのは腎臓の臓器のことを指しているのではなく、人間が生きていく上での活力といった内容のものを意味しているのです。

腎虚によって白髪になり、耳が聞こえにくくなったり老眼などが起こってきます。

EDといった生殖機能の異常や頻尿なども腎虚の症状に当たります。漢方薬でもって腎虚の症状を解消することが期待できます。男性の健康改善に漢方薬は極めて有用です。