漢方における考え方、院と陽はどのような分け方なのか?

漢方コラム

漢方を使ってみたいという方はいらっしゃいませんか。
「漢方で陰と陽があると聞いたことがあるけど、具体的になんなのか知りたい」
「陰と陽はどのように分けられているのか知りたい」
こうお考えの方もいらっしゃるはずです。
そこで今回は、漢方における陰と陽の考え方を解説します。

 

□陰と陽とは

陰陽とは中国から伝来した考え方で、あらゆるものを二元論に当てはめる考え方です。
二元論とは、性質が反する2つの事柄のことを言い、「男と女」、「暑さと寒さ」、「明るさと暗さ」といったものが例として挙げられます。
漢方ではこの考え方を医学的に当てはめ、2つの事柄のバランスを良くすることで疾患の改善を目指します。

 

□陰と陽の分け方

陰には静的で収束するものが当てはまります。
例えば、内面、沈下、抑制といった概念が当てはまります。
陽とは動的で発散するものが当てはまります。
例えば、外面、浮上、興奮といった概念が該当します。

 

□陰陽の使い方

陰陽は、自分の体がどんな状況なのかを理解することに役立ちます。
上記の陰陽の分け方を利用して、自分の体が熱いのか寒いのか、元気なのか落ち込んでいるのか、といったことを分析して、体が陰と陽のどちらに傾いているのかが理解できます。

 

□まとめ

今回は、漢方における陰と陽の考え方をお伝えしました。
今回お伝えした情報を参考に、漢方の使用を検討してみてください。
ときわ漢方薬局は漢方を専門に扱う薬局です。
漢方に関するご相談があれば、ぜひお気軽に当社までご連絡ください。