漢方薬の効果が出るまでの期間は?|健康的な生活を送ろう

漢方コラム

「漢方薬はすぐには効かないイメージがある」
「効果が出るまでどれくらいの時間がかかるのだろう」
このようにお思いの方はいらっしゃいませんか?
漢方薬は少しずつ効果が現れるものが多く、慢性の病気によく使われますが、実はすぐに効果が出るものもあります。
そこで今回は、具体例を挙げながら漢方薬の効果が出るまでの期間を解説します。

□効果が出るまでの期間

*即効性のもの

風邪に使われる桂枝湯(けいしとう)、麻黄湯(まおうとう)葛根湯(かっこんとう)などは、西洋薬より早く効くことがあります。
不眠症に使われる黄連解毒湯(おうれんげどくとう)は飲んでから1、2時間で効果が出ます。
他にも、花粉症に使う小青竜湯(しょうせいりゅうとう)や、こむら返りに使う芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)が挙げられます。

*長期間かかるもの

ニキビの漢方治療では2~4週間の服用で、何らかの効果が見えることが多いです。
ストレスやうつ、不眠に使う漢方薬は数日から2週間で効果が見られなければ、体に合わないと判断します。
体質改善が目的のものであれば、2、3か月から半年ほどの期間がかかります。

□まとめ

今回は、漢方薬の効果が出るまでの期間について解説しました。
漢方薬は長期間使用するものから即効性があるものまで様々です。
この記事を参考にして、漢方薬についての理解を深めて健康的な生活を送りましょう。
もし何かわからないことがありましたら、お気軽にご相談ください。