インフルエンザに勝てる?漢方の知られざる力とは。

漢方コラム

冬の時期になると風邪やインフルエンザが流行りますよね。
熱やせきなどの症状に悩まされるのは何歳であってもつらいことです。
一般的にはインフルエンザの特効薬としてタミフルが有名ですが、漢方にもインフルエンザから回復させる力があるのをご存知ですか。
今回はそんな漢方の知られざる力についてご紹介します。

 

□インフルエンザって何?

 

インフルエンザの症状は風邪とよく似ています。
せきや鼻水、くしゃみが出るでしょう。
また、高熱や関節痛の症状が出ることも特徴です。
一般的な風邪とは異なり、抵抗力の弱い乳幼児や高齢者がインフルエンザにかかると命に関わるケースもあるので注意が必要です。

インフルエンザにかからないためにはワクチンを接種することが有効です。
接種後から免疫が作用するまでには時間がかかるので、インフルエンザの流行期よりも前にワクチンをうつことを心がけましょう。

 

□漢方でもインフルエンザに勝てる?

 

最近の研究では麻黄湯(まおうとう)と呼ばれる漢方にも同様の効果があることが発見されました。
麻黄湯はインフルエンザウイルスに直接作用するわけではありません。
しかし、体の防御機能を高めてウイルスに抵抗できます。

現在ではインフルエンザの症状が発症していると考えられるときにはタミフルを、風邪かインフルエンザか判別できない時に麻黄湯を使用しているそうです。

 

□まとめ

 

漢方にも体の免疫を高めてくれる効果があることを知っていいただけたのではないでしょうか。
風邪もインフルエンザもかからないことが一番望ましいので日々の手洗い、うがいなど自分でできることから予防を心掛けていきたいですね。