健康に悪い?塩分の多い食生活が体に与える悪影響とは?

漢方コラム

健康を維持していくためには、正しい食生活を送ることが重要です。
しかし、塩分を取りすぎてしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、塩分を取りすぎる食生活が体に与える影響について紹介します。

 

□塩分を取りすぎるとどうなるのか

 

塩分を取りすぎると、血圧が高くなり、脳卒中や心筋梗塞といった循環器疾患やがんの発症リスクを高める可能性があります。
日本人の食生活は、しょうゆ、みそ、といった塩を用いた調味料や塩漬けの魚や干物などの塩蔵食品を多くとる傾向があります。
そのため、意識的に減塩に取り組むことが大切です。

 

□塩分を減らした食生活にするためのコツとは

 

*うま味を活用する

 

減塩すると料理のおいしさも減ると感じるかもしれません。
しかし、だしや素材が持つうま味を活用することで、塩分が少なくても満足できる味を作り出せます。
うま味が多く含まれるかつお節、昆布、煮干し、干し椎茸などの食材を活用しましょう。

 

*カリウムを摂取する

 

カリウムには塩分を体外に出すのを助ける効果があります。
不足しがちな栄養素なので、意識的に摂取しましょう。
カリウムが含まれている食材には、わかめ、アボカド、里芋などがあります。

 

□まとめ

 

今回は塩分を取りすぎる食生活が体に与える影響について紹介しました。
塩分を取りすぎると循環器疾患やがんの発症リスクが高くなります。
塩分の多い食生活をしている方は、健康を意識して塩分を減らした食生活を実践することをおすすめします。