漢方薬の効果とは?西洋薬やハーブとの違いをご紹介!

漢方コラム

現代で忙しい日々を過ごす私たちは、体調が悪くなれば病院や薬を処方して貰ったり、急いで薬局に駆け込むことも多いのではないでしょうか。
西洋薬に頼ることの多い私たちですが、実は、漢方薬を服用するほうが症状が改善される場合があります。
そこで、今回は漢方薬の効果についてご紹介します。

 

□様々な症状に効果的な漢方薬

 

*西洋薬との違い

病院や薬局で手にするお薬は、人工的に化学合成された物質がほとんどです。
1つの疾患や1つの症状に強い作用を発揮するため、症状の原因が特定されている場合に効果的です。

ですが、人間の体は複雑なもので、現代の西洋医学でも特定できない慢性的な病気があります。
また、症状が複数あることで、1つの薬では対処しきれない場合もあります。
その点、漢方薬は2種類以上の生薬で構成されるので、1つの処方で様々な症状に対応できます。
そのため、慢性的な病気や体質が絡んだ病気には、漢方薬が効果を発揮します。

*ハーブとの違い

自然由来というイメージから、ハーブのようなものと思っている方も多いのではないでしょうか。
ハーブは1つの植物から作られます。

ですが、漢方薬では植物だけでなく骨や角などの動物由来の生薬を複数配合します。
大きな違いは、ハーブは民間療法の1つであるのに対し、漢方薬は漢方医学の理論をもとにした医薬品という点です。
そのため、ハーブよりも効果的に症状の改善が見込まれます。

 

□まとめ

様々な生薬が配合された医薬品である漢方薬は、複数の症状に効果を発揮することがわかりました。
体調が優れない時には、ぜひ漢方の服用も選択肢の1つに入れてみてはいかがでしょうか。