生理痛1
Q
生理前日から下腹部が痛み、月経開始後2〜3日強い痛みのため鎮痛剤を服用しています。漢方薬を使ってみたいのです。
A
①
気滞血瘀
気の流れが悪くなって胞宮内に瘀血が生じる。
②
痰飲
脾の働きが悪くなり、痰飲(いらない水)が生じる。
③
寒湿凝滞
寒邪(寒さ)の侵襲により気が滞る。
④
湿熱下注
湿度の熱が経血に混じり粘度が上がる
Q
私は、生理前になると胸がはり、イライラしだします。時々ですが、悪心嘔吐が加わることがあります。月経周期は、35日以上で遅れがちです。生理痛の痛みは、チクチクくと痛いです。特に夜に寝ている途中でもこの痛みで目が覚めます。
A
月経血にレバー状の塊が混ざっていることはありませんか?また、経血の色はくろみがかっていませんか?
Q
A
貴方は、最初にご紹介した①のタイプでの生理痛と考えられます。中医学では、気は滞りなく全身を流れると健康であるとされています。この気の流れに支障が起きることを「気滞」と呼びます。原因としては過剰なストレスや慢性疲労など様々です。精神的ストレスが強い場合は、柴胡ー芍薬の薬対や柴胡ー黄芩の薬対のある漢方薬が選択されます。慢性疲労の場合は、白朮、黄耆などの補気剤に陳皮、香附子、枳實などの理気剤を加えた漢方薬が宜しいと考えます。また、あなたの場合はプラスで瘀血の状態があるので先ほどの生薬の他に桃仁や紅花などの生薬も必要となります。
Q
A
そうだったんですね。瘀血の程度が軽減していっても冷えが残るようならそちらも考えていきましょう。