漢方薬は白湯で飲みましょう
漢方薬を処方してもらったら効果的な方法で服用したいものです。
漢方薬を服用するときに最も良い方法が白湯を使って飲むということです。
白湯の中でもポットなどで保温されたものより
一度沸騰させ10分ほど煮立てたものがおすすめです。
水道水の中にはカルキや消毒成分などさまざまな不純物が含まれているため、
純粋な水とは言えません。
一方で、一度沸騰させた白湯は不純物がないため、
漢方薬の成分を不純物に邪魔されることなく体に届けることができるのです。
白湯は漢方薬の有効成分の吸収を助ける効果があるので、
温度の低い水よりも効果的に作用してくれます。
ただし白湯のぬるさがどうしても気持ち悪いという場合は水で服用しても大丈夫です。
漢方薬の種類によっても違いますが、
漢方薬は食前や食間に服用するのが一般的になります。
漢方は自然の生薬から作られているため、胃を荒らすことがなく、
その成分の吸収を存分に行うために食前の服用を勧めているものが多いのです。